2018年2月25日日曜日

Hibiscus




入居後すぐに大家さんが、家の前にハイビスカスを植えに来てくださいました。
赤とピンクの二種類を植えてくださったのだけど、
赤のハイビスカスが大きくなってたくさんの蕾をつけています。
どうやらピンクのは根付かなかったみたいです。
半年も経っていないのに成長が著しく、二本ではきっとスペースが足りなかったでしょう。
もともとこのハイビスカスは、大家さんのご自宅の庭のものを手折ったもの。
植えた時は30センチくらいの長さでしたが、枝を伸ばせば私の背丈くらいに成長しました。
ハイビスカスって挿し木でも増えるんだなと、南国の植物の強さに驚くばかり。








初めて見る八重のハイビスカスです。
面白い形でしょう?花の中から別の花びらが伸びているよう。
ほんの数ヶ月前に、一つ二つと付いた蕾に喜んでいましたが、
これほど花が咲くのならお茶にできそう。

午前中だけ咲くらしいハイビスカス。
これから晴れの日が増えてくるので更にぐんぐん伸びるはず。
一度ハイビスカスティを試してみたいと思っています。


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2018年2月24日土曜日

old wooden bowl





スナック菓子などを食べる時に使っている木のボウル。
アメリカで見つけて買ったものだけど、実はアメリカ占領下時代の日本製です。
1940年代のものだから随分と古いもの。
幾つか見つけて買ったのだけど、
引っ越しが続き気がついたら二個しか手元にありませんでした。








裏側にはoccupied Japanの印があったのだけどすっかり消えてなくなってしまい、
すっかり出自がわからなくなっています。









ちょっとショックだったのですが、
たまにオイルで磨いていたけど経年劣化も影響していたのか割れてしまった様子。
数日前に子供がヒビが入ってると見せに来ました。
北米から南国へ来て、エアコンで室内が乾燥しすぎているかもしれません。
(ひょっとしたら子供が硬い床に落としたかもしれないんだけどそれには言及せず 笑)
だけど、見るたびに可哀想な気持ちになってしまう。

我が家ではポテトチップスはこの器に入れて二度までは食べていい、
いつのまにかそんなルールが生まれ、三度目は何だか罪悪感すら生まれる様になりました。

食べ過ぎを防止するだけでも随分と活躍をみている古いボウルです。

あぁ、だけどやっぱりまだ捨てられないなぁ。
乾き物しか入れないので使うぶんには問題はなし。
別のものが見つかるまでもう少し活躍してもらおうと思います。

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2018年2月20日火曜日

summer dress



少し涼しい朝もあったかと思ったのは気のせいだったのか、
この数日は早朝でも涼しさは感じられず、やはり年中夏の国だったと愕然とするばかり。笑

連休中は子供がアメリカのお友達に何か送りたいというのでぶらぶらと街へ買い物へ。
夏服が極端に少ないのでこんなサンドレスを買ってみました。
幾つか柄があったうちの一番顔映りのいい色味を選んだつもり。
化繊のびっくりするほど安いものですけど着てみたら悪くないんです。
お店の方が二枚買ってくれたら安くするよと言っていたけど、二枚なぁ、どうかなぁ、
と思って一枚しか買わなかったのを少し後悔しています。
髪をまとめてピアスで遊んだらかわいいなぁと思えてきて。
あぁ、柄違いも買えばよかった。





上の娘がいるとモールへ行っても盛り上がって楽しいのだけど、
下の子だけではいまいち盛り上がらず。
三人寄れば姦しいとはよく言ったものだと思います。
二人だと目的のものを買った後はサーっと素通りもいい所。

そしてちょっとしたアクシデントがありました。
モールのお手洗いでポケットからアイフォンを出して棚に置いたまま出て来てしまい、
数分後に慌てて戻ったけど、置いた棚にない!
びっくりしてちょうどお手洗いにいらっしゃったお掃除の女性に尋ねたら、
私は英語を話しているのに相手は中国語で凄い剣幕で怒鳴り返してきて
しかし何を言っているのかわからない。笑

『ちょっと!この忙しいのに!何?電話?こっち来なさいよ!』

みたいな感じだったと思う。
外に居た男性係員の方を指差すので、その男性に事の次第を説明したら、よかった、
この男性は普通の方だった。笑
先ほどの女性があまりの酷さだったのでとても安心感を覚えました。
彼はアクセントは強いものの英語で私をカウンターに案内してくださり、
カウンターに行くと、ちょうどもう一人のお掃除の方が届けてくださった所でした。
男性係員の方が届けてくれたおばさんに私の電話だったと説明すると、
おばさんは英語は全く話さないのだけど、
中国語で一生懸命に私にお話ししてくださってとても感じのいい方だった。
言葉は違えど人間やはり人当たりだなぁと。
私はthank you thank youと言いまくり、笑顔でバイバイしておばさんと別れました。
感謝。





少し暗くて見えづらいけれど、フルレングスのドレスです。
こんな雰囲気の洋服を着るなんて、きっと20代の頃ぶり。笑

夏は終わらないしね!

ちょっと今までとは違う雰囲気の夏のファッションを楽しみたいと思っています。
(日焼けに気をつけつつ)

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2018年2月18日日曜日

in progress



ウエストラインの減らし目が終わり、現在は脇へ向かって増やし目をしているところ。
シルクの糸ですが所々に撚りが残る形状の糸なのでラスティックな雰囲気があります。

キャミソールワンピースの上からふわりと着たり、あとはどんな色がバランスいいかな、
なんて考えながら編んでいます。
単調な編み地なので退屈だけど、もう一息!





リビングで子供が観ているドラマをBGMに、時にベッドの上でラジオを聴きながらと、
家の中のあちこちで隙間時間に編み進めています。
編みかけのものを入れておくバッグは数年前に縫いました。(参考サイト)
家にあった生地で縫ってみたものだけど、とても便利なんです。

また、子供のクラスの先生へのクリスマスプレゼントにこの型紙をそのまま長くし、
マーケットバッグにしてコーヒー豆とカップを入れ贈りました。

ちなみに画像のバッグに使った花柄生地はラルフローレンのシーツ。
裏地は....記憶ではクラフトオタクのおばあちゃんのエステートセールで買ったものかも。

何年も生地は生地屋さんで買ってなくて、
ガラージセールやスリフトストアで袋入りされた生地の束を買ってばかり。
生地が入ったプラスティックコンテナ類をアメリカに置いてきてしまったので
ミシンは持ってきているのにすっかり縫い物から離れてしまっています。






日曜日の空。
時々曇ったり晴れたりですが既に30度超え。
明日は祝日で連休の週末なのでのんびりな日曜日です。


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2018年2月17日土曜日

お鍋一つでカルボナーラ





パスタの記事が続きますが、大成功だったので覚書。

春節のお休み、お昼は何にしよう、さっと食べたい、でもインスタントラーメンはなぁ、
と考えながら冷蔵庫と相談して決めたカルボナーラ。お鍋一つで作りました。





パスタストッカーの蓋に100グラムと200グラム分の穴が空いていて、
子供は別のものを食べるというので今日は一人分の100グラムで。


雪平鍋くらいの直径のやや深さのあるお鍋に大蒜をオリーブオイルで香り出し、
薄く串切りにした玉ねぎを加えてさっと炒める。
半分にポキンと割ったパスタとパスタが浸るくらいの水、塩を加えそのまま火にかける。
(お水の量は200〜250mlくらいだと思います。塩は3つまみくらい)
蓋をして、時折様子を見てパスタをほぐすように混ぜる。
水分が足りないようなら水を足し、やや硬めの茹で上がりになったところで
ベーコン、 牛乳50mlほど、昆布出汁の素を適宜加え、蓋をせず一煮立ちしたら
クリームを大さじ2ほど加える。
火を止めて卵黄一つを入れて手早く混ぜる。

こんな感じかな?と想像しながら
蓋をしたり取ったりしながら作りましたがとても美味しく出来上がりました。






前にも書きましたがアメリカと違い乳製品がとても高価で、
オーストラリアのこのクリームですが6ドルくらいしていてびっくりしました。
アメリカのヘヴィクリームよりもっとこってりしたテクスチュアで濃いです。
ベーコンはアメリカから送ってもらったものを使いました。
クリームがあればインスタントラーメンを作るくらいの手間でさっと出来上がります。






料理用に買っておいたワシントン州のワインがあったのでお昼からワインをグラスに一杯。
パスタもこれくらいの量がいいです。あー美味しい、もう少し欲しいな、という量。

調べてみると一つのお鍋で作るパスタのレシピはたくさんあるんですね。
インスタグラムでアメリカの料理家の方がペンネを使ったレシピを紹介されてました。
お鍋一つだから、やはりロングパスタだと火が通りにくいからだと思うけど、
日本の方の”半分に折る”考えは、なかなか斬新なアイデアだと感心。

今度はまた別の味で作ってみようと思います。

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2018年2月11日日曜日

週末一人ランチ



さっき突然トマトソースが食べたくなり、ひと缶あったトマト缶でソースを作りました。
ほんの少し残っていたエンゼルヘアパスタを茹で、
昨夜の残りのチキンのレモン焼きを刻んだものとクリームでソースを作りお昼ご飯。

今日は子供がお出掛けしているので一人ランチ。
チキンが少し塩辛かったのでソースに合わせたらちょうどよかった。
ヘビークリームを使った割にはとてもさっぱりしたパスタになりおいしかったです。

忘れないようにブログに載せて備忘録代わり。






今日はガーリックと玉ねぎをよく炒め缶詰を入れて煮込んだだけのシンプルなもの。
トマト缶は収穫時期によるのか、甘みのある時、酸味が強い時、水っぽい時と様々で、
甘みが足りなかったのでメイプルシロップをほんの少しだけ入れました。

夕飯もこのソースでパスタにしようかな。


今日の子供。

必ず親と一緒に出掛けるのが当たり前だったのに少しずつ自分の社会を広げ、
本日は人生初でお友達と街で待ち合わせして映画鑑賞に挑戦な15歳。

待ち合わせ場所まで送って行こうか?と数日前に聞いたら却下されたので
(1時間くらいかかる)
今日は朝から化粧もせずのんびりしていたら出掛ける間際になって、

『なんか緊張する〜マミーについて来てもらおうかな』

なんて、聞いて欲しそうな大きな独り言を言うので、
今から用意したら時間に間に合わないよと、励ましながら送り出しました。

数時間前に『ついた』とテキストがあり、私の方はすぐさま返信。
『お友達に会えたの?』と聞くと30分後に『ん』と、一文字で返ってきました。
男の子含めた総勢8名。今頃は映画を観てるかな。

初めてのことに直面する時はわくわくよりも緊張の方が勝つんじゃないかと思います。
お友達から誘われた時に行きたい気持ちがとても大きいはずなのに
やっぱりやめといたほうがいい?なんて私に決定権を譲って来る。

半世紀生きた親でも初めて経験することに対して今も怖さはあること、
世の中には心踊ることに対しやるかやらないか、 そのどちらかの人間しかいないこと、
少しでも心踊る物事があるのならやってみなさい、
息をしているだけでも半世紀くらいあっという間に終わっちゃうから、
夕飯の時にビールを飲みながら娘に言いました。
そして今朝はちょっと背中を押したくらい。

今頃はとても楽しんでいると思います。 帰って来て話を聞くのがとても楽しみ。

今日はスマホはマナーモードにせず待機です。

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2018年2月8日木曜日

終わらない夏 親のこと






 


今週に入り晴れのお天気が増えてきました。
日本の夏ほど暑くはなく、また北米の夏のように避暑地になる涼しさはありません。
だけど、心地いい風が吹いています。影に入ると思わずため息が出る気持ちよさ。

先週、日本にいる父に電話した時のこと。
今年は男やもめの家にも公平に(?)毎年回って来る町会のお世話役になっているらしく、
事務仕事から近所の掃き掃除のリーダー役まで一人で頑張っている様子。
長らくまとまった書き仕事なんてしていないから書き物の練習をしている、
漢字辞典を買おうかなと思ってるところだ、
なんて話すので図書館で借りることを勧めておきました。

どこかで聞いたような話だなぁ、と思えば私自身だった。思わず笑ってしまいました。
親子で似たような思考なんですね。笑

一人暮らしの父は今年で80になります。時々弟家族が様子を見てくれています。
電話の声が少し前よりも溌剌としていて安心しました。
日々、何かしらの目的を持って動くことが若さを保つ秘訣なんでしょうか。
図書館を勧めたのはちょっとしたシニアのためのクラスなんてないかなと思って。
お父さん、これを機にパソコンでもいじってみたら?と言うと、
携帯すらやっと使えてるのにできるか、と笑っていたけど、
何がきっかけで毎日がもっと楽しくなるかわからないから更に何か見つけてほしいな。

時々は、もう明日にでも死にそうだ、なんて弱気なことを言っているのにこの元気さ。
根っからの楽天主義、良くも悪くも注意を引きたい子供のような性質は父譲りかも。
とてつもなく長生きを希望するわけでなく、毎日を楽しく機嫌よく過ごせたら、
それ以上の幸せはあるだろうかと思う。
生きていれば時折悲しいことや不安に苛まれることも避けては通れないけれど、
必要以上に不安なまま人生を終えるなんて、これほどの悲しいことはあるだろうかと。
父の笑い声と前向きな行動力をとても嬉しく思いました。
少し大袈裟で不謹慎な言い方をすると、
たとえどちらかが明日死んでしまったとしても後悔はないだろう、と。


蝉の声や鳥のさえずりがほっとする常夏を感じてもらいたくてビデオを撮りました。
ちょうどお昼頃の空気感です。
寒い季節にお住まいの方の癒しになれば嬉しいです。





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土曜日、車窓を眺めながら

遡ること2011年。北米西海岸。 当時住んでいた家から見える空。 早朝に子供を学校へ送る時にしばし見惚れていた。 何だかなぁ。 一体私はどこに住みたいのだろう。 この空の色は南国では見られない。 現在住んでいる土地の空の美しさはまた違うものがあるのだけれど...