2017年9月25日月曜日

装うこと



日曜日の朝はふらりと近所に散歩に出かけました。
自宅からほんの数分のところにビーチがあります。
既に観光客や地元の人たちで賑わっていました。

戻ってからは開けていなかった段ボールの開封。
まだ開いていない段ボールはすぐに使わないものばかりで、
どうでもいいようなものがごちゃごちゃと入っていました。
Anthropologie から毎月送られて来たカタログや、
きっと引越し業者が来た時にその辺に置かれてた本や細々としたものなど。
片付けるつもりが一度カタログを開いたが最後、眺め見てしまい進まない。

このカタログは8〜10年くらい前のものでしょうか。
色使いだったり、アクセサリーの雰囲気だったり、
何年も経った今でも参考になることが少なくないんです。
同級生にはちらほら孫ができるくらいの年齢になりましたが、装うことは今も好き。
少しのことだけれど、自分なりに綺麗にしていると気分が違います。


 (あ、髪の毛が落ちているのを見つけてしまった。スマホ画像ですいません)




こちらはなんと、90年代初めの雑誌からの切り抜き。
マメにスクラップブックに貼っていた様子です。
『この写真を見て黒のメンズストレートジーンズを買った』なんてメモがありました。
このスクラップブックを眺めていると、少しのアップデイトはあるものの
私は好きなものやスタイルが変わらないなと改めて感じます。
この写真もジャケットのボリューム感、パンツのシェイプを除き、
私には今も通じる感じがします。全てベーシックなアイテムだからでしょうね。
この当時買ったカシミアのつば広の帽子は上の娘が欲しがっているので、
時代は巡る、というか、当時のスタイルは今の流行りになっているのかも。
(まだ私が被りたいのであげていませんが笑)



カタログはこの画像以外にもあったので、
夜になってからベッドの上で今後の服装を模索しました。
こういうことは楽しいです。
いくつかスタイルを思いついたので、画像を撮ったらまた記事にさせてください。





モチーフ編みの本の間からクローバーが出て来ました。
これ、まだはっきりと覚えています。
日本に住んでいた頃に下の子と見つけたもの。
ひとつは四つ葉、もうひとつは五つ葉です。
人生で初めて五つ葉を見つけた日。

お友達の話では五つ葉は金運らしいです。
下の子供はこういうものを大切にするので、見つけたからには次は忘れずにしておきたい。
パウチして本のしおりにするか、どうしよう。
覚えているうちにやらなければ。

ランキングに参加しています





2017年9月17日日曜日

探している柄





食器の無事を確認しながらキッチンのキャビネットに仕舞いました。
アンティーキングを楽しみながら少しづつ見つけてはホクホクと持ち帰ったお気に入り。
中でもイギリス製の陶器類は大好き。
アメリカンヴィンテージのミルクグラスなどは少し飽きてきたけれど、
淹れるものがインスタントコーヒーでもティバッグのお茶でも
落ち着いた気分にさせてくれるイギリスの色合いや柄は飽きることがありません。

どうやらこの柄は娘のお気に入りでもある様で、
子供なのに熱いお茶を好んで飲む下の娘は、いつもこの柄を選んでお茶を淹れていました。

 







パリーン。
乾いた音が響いたと思えばこれだった。
お茶を飲み終えた娘が、片付けようと持ち上げたら割れたらしいです。悲しい。
ヒビが入っていたのかもしれないです。

このカップの形状がとても好きだったんだけどな。
金継ぎをすればまた違う魅力が出るのかもしれない。とは言え道具なし。
持ち手なので手っ取り早くスーパーグルーでくっつけてしまおうか。

古いものは、また同じ出会いがあるとは限らないから面白さがあるのだけど、
出会えない可能性の方が高いので一際悲しいです。
この数年はアンティーキングからは離れていたけれど、また再開しようかな。
しかし現在はアジアにいるので、この雰囲気が見つかるかどうか。

(アメリカにいる友よ、お暇な時に足を運んで探してください)





例のメールの返信が来て70%は理解を示してくれた様子は見えるものの、
やはり自分たちの要求の方が勝っているらしくて。
きっぱりとNOというかどうするか。
優柔不断な自分に嫌気がさす。

考えるのに疲れて来たのでユーチューブを開けだらだらとカープールカラオケを観ました。

ブルーノ・マーズを聴くと上の娘を思い出してホームシックが加速します。
車内で彼女の選ぶBGMというと必ずブルーノが入っていたから。


ランキングに参加しています

2017年9月13日水曜日

四季があるということ




今一番何が恋しいと聞かれたら『四季があること』。
年中30度を超える気温の赤道直下の国へ来て改めてそう思います。

画像は渡航前ぎりぎりの7月初めに子供と二人で行ったファームのお花。
可愛いでしょう?
膨らみかけた花びらが、ふっくらとして綿入り正絹の着物の一部の様。
こういう花も北米では夏を感じる一つです。
春夏秋冬、それぞれの楽しみがあったなとしみじみと思い寂しくなってしまいます。


ここからはちょっと独り言の吐き出し。

やってしまったかな...メールにて。
英語だし、相手のメールで私が不快に感じたことをやんわりと伝えたつもりだけど
相手から返信がないのは諦めたか、私の現在の状況を”やっと”理解してくれたか。
同じ場所、変わらぬ人間同士で学生生活の延長の様な雰囲気の中で仕事をしてる人には
海外へ出るのにどれだけ時間を要するかを理解してもらうには難しいとは思うけど。
いや、仕事の話ですけど、ちょっとここまでやるかなぁという出方をされてしまって、
数日間考えてメールの返信をしたわけです。

この仕事に関してはひとまず私は抜けているわけで。
もし続行して欲しいと望んでいてくれるなら、
新しく条件を準備してからにして欲しかった。
そもそもメールを開けられない状況が数日続いたので返信が遅れたことがきっかけ。
勿論私の携帯番号はアメリカの番号から変わっているのでテキストは届かない。
なので仕事に関係のない第三者をフルネームからネットで探し出し(これがびっくりした)
SNSのメール機能でメッセージ。そこから経由して私からの連絡を求めるって。
ネットに慣れた今の時代の人のやり方なのかなぁ。
そういうことを踏まえて見ても、遠隔地から一緒に仕事するのは難しいだろうと。
私もなかなかにストレスを抱えつつ新天地で生活しているので、
それがメールの文面に出てしまっていた?
ほんの少し、本当に微々たるその部分で反省はある。だけど私とて人間。
まぁ返信次第で考えることにしよう。




アメリカの家から見えた今年の独立記念日の花火の様子です。
もう9月ですが、カメラロールを見ていたら懐かしくなったのでシェアします。
これが一般家庭があげる花火なんです。

あぁ、来年はこの時期に戻りたいな。
あ、雪が見たいから冬も。笑

ランキングに参加しています

2017年9月11日月曜日

新しい味



既にアメリカから赴任している方にこちらの慣習について色々と教えてもらったり、
日々の暮らしに必要な食料品の買い物などに付き合ってもらったりした到着後一週目。

アメリカ人男性ゆえ、例えば米以外の日本食の買い物などはしたことがなくて、
車で連れて行ってもらったローカルスーパーでしらす干しを見つけた時は小躍りしました。

私としては炊きたてのご飯の上に乗せて頂いたならどれだけ疲れが癒されるだろうと、
そんなことを期待しながら少し食べて見たら、『ん?...からい、塩辛い...』
敢え無く撃沈。

食べるもの(食べられるもの/食べたいもの)がなくて、
体重が日に日に減っていきました。
(現在もアメリカにいた時の体重には追いついてません)
到着後数日は前出の彼が食事に連れて行ってくれたり、
手料理をご馳走してくれたりしたのでその時だけは安心して食べていた、という感じ。

そんな日々を過ごしながら2週目くらいで少し慣れ始めた頃、
きっと脳も随分とこちらの雰囲気に順応してきたのでしょうか。
少しづつ食べたいものが出てき始めて、
キッチン付きのホテルであれこれと作ってみる気になってきたのです。

そこで冷凍しておいたしらすの出番が。
チャーハンにしてみました。








仮住まいなので調味料も揃えていません。
しらすの塩分を考慮して塩はほとんど使わず、昆布茶、最後に醤油で風味づけ。
葱をたっぷりと。
仕上げには、これでもかくらいの量の黒胡椒。
これが美味しかった!

一人で『おいしーおいしー』と声に出してまで満足げにいただきました。
だけど今また同じのを作ろうとなると作れない気がします。
きっとそんなものなんだろうと思います。

サバイバル生活の中での発見。
そして、アメリカに住み始めた頃のことを思い出してみたりして。
あの時は、日本に住んでいた頃には観てもいないテレビ番組がBGMとなって
曜日や時間、そんなものを感じていたんだなぁと、しみじみと悟ったものです。
あの頃と比較するとインターネットの発達で随分と変わったと感じます。

ただ、今回はあまりにもカルチャーの違う国へ来てしまった。笑

この辺りはまた機会をみておいおい記事にしたいと思います。






夕方の突然のスコールがあった日に画像を撮りました。
庇から流れ落ちる雨が見えますでしょうか。
正にバケツをひっくり返したような雨とはこのこと。
しかも聞いたことのない様な雷の轟音付きなのです。


ホテルでの居間や寝室とダイニングキッチンを結ぶ渡り廊下の窓の景色。
今画像をまた見てみると何だかとても懐かしい。


ランキングに参加しています



2017年9月8日金曜日

The view





暫く住むことになる家から見える朝日。


4階建の最上階にバルコニーがあり、海が見渡せます。
とても贅沢な見晴らしで、あー頑張ってきてよかった...なんて思うくらい。
太陽の向こうに後光が差している様に見えました。
眩しくて神々しい黄金色。








そして、ひと月が経ったんだとしもじみと感じた数日前の満月の夜。
ここに来てから月がまた丸くなりました。

正直にいうとどこまでここでやっていけるのか自信はなくて、
それでもどこにいても変わらず見える自然の景色に元気つけられる。
少しづつ新しい環境にアジャストしていける様に。



ランキングに参加しています





土曜日、車窓を眺めながら

遡ること2011年。北米西海岸。 当時住んでいた家から見える空。 早朝に子供を学校へ送る時にしばし見惚れていた。 何だかなぁ。 一体私はどこに住みたいのだろう。 この空の色は南国では見られない。 現在住んでいる土地の空の美しさはまた違うものがあるのだけれど...