2018年7月29日日曜日

ささやかなお祝い



長らくアルコールを控えていました。多分2ヶ月以上。

先週の歯医者の予約時にドクターが顕微鏡で落ち着いてきた歯の内部を診てくれました。
根管治療をした時に殆どの歯に残る小さなクラックはあるけれど、
それ以上のダメージはないよ、歯は小さくなったけど抜歯はすることはないです、
とてもいい兆しです、と。

やったー!

子供が豚キムチ食べたいと言うので、此処に来てから初めての豚キムチを作りました。
こういうのにはビールでしょ!ということで、
歯の治療に明るい兆しが見えて来たことと、引っ越して一年祝いのささやかなビールです。

以下、少し長い説明です。

今回の治療は再根管治療といって、一度根管治療をした歯が何らかの影響を受けて
根元に感染を起こしてしまい、再度神経の精密な治療を施すと言うものでした。
レントゲンで怪しむも、実際に開けてみないとわからないもの。
このドクターはリスクもあるけれど丁寧な説明で安心させてくれて、
残せる確率があるならそれにかけましょう、とおっしゃってくれた。
ここに来なければこの歯は抜かれていたでしょう。

6番臼歯で根管が4本あるのですが、
一度目の時に感染していると怪しむ根管2本を開けて薬を入れました。
それだけでその日から劇的に症状が緩和しました。
二度目に残りの2本を、そして先日顕微鏡で診た結果が冒頭の説明となったのでした。

20年ほど前に根管治療をしたのですが、
その時にガタパーチャというゴム様のものを完全に入れてなかった根管があったこと、
そしてその根幹は再石灰化して歯の一部の形状を留めていたことなど、
聞いてみて驚きの結果でした。

私の場合は歯科の知識が少しあったのでケアに気をつけていたのが幸いしました。
あと、食事と生活習慣も少なからずいい影響があるかもしれないです。

当初この地に越してきて痛みが出た時に訪れた歯科では
経験の浅そうな若いドクターがレントゲン写真を見ただけで、
クラックが大きくあるので抜歯してインプラントになります、
私たちはベストを尽くした治療をゴールにしていますから大丈夫ですよ、と、
何が大丈夫なのかいまいち的を得ない説明に
もうこの人に私の口腔内は触らせたくないと強く感じてしまいました。
一旦予約したものの帰宅後に即キャンセルを入れたのです。
そして、今のドクターに開けて診てもらったらレントゲンでクラックと見えた部分が
ガタパーチャの入っていない根幹だったという。


デンタルケアについて先日記事にしたばかりですが、
年齢を重ねるとともに今まで使ってきた体にも変化があることは認めざるを得ません。
歯もしかり。
人種により体の機能の差はあり、歯の質もそうだとドクターが話されていました。
私の歯は典型的なアジア人種のものでエナメル質が薄いのだそう。
オーラルケアを十分にされているので齲歯で歯をなくすタイプではないでしょう、と。

現在まだ全て自分の歯で、神経も現在治療中の歯を除いて全て残っているので
なるべくうまく付き合っていって出来るだけ長く自分の歯を残したいな、と考えています。

ここで飲酒について。
以前は一晩でワインボトルを一人で空けてしまうなど無茶な飲み方をして、
友達とわいわい話しながら飲むことがとても楽しかったけれど、
ワイングラスに4杯のワインを日々嗜むことで
酸がエナメル質を溶かしてしまうリスクは格段に上がってしまうそうです。
だけど、今からはそうはできないです。
現在50代、これから60代、70代と進むにつれ早まる老化のスピードを落とさねば。

長くなってしまいました。
知覚過敏の状態が緩和したアイテムがあったのでそれについても次に紹介したいと思います。

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