アルパカの糸を見つけたので 足りるかなとドキドキしながら編み始めました。
これは遠くに住んでる娘へのちょっとしたクリスマスプレゼントの一つ。
以前編んであげた帽子を『髪が纏まるし、いい』と言って愛用してくれていたのですが
ある日失くしてしまったらしくてどこに置いてきたかわからないと言った日。
『なんだかマミーがいなくなるみたいで探しながら泣けてきた』
などとポツリと言うのを聞いて驚いてしまった。 2年くらい前のことです。
20を過ぎてもそんな感じなのかな、と、既に母親のいない私にはちょっと感覚がない。
親離れ、子離れと言うけれど、
生活環境が変化するにつれ自然に自分の人生観は出来上がってくるものなんだろう、
と、最近は自分の生活に忙しそうにしているらしい娘を見ていて安心しています。
気持ちがこもり過ぎて重荷になるのはどうかなと思ったりしながら
『別にこれがマミーなわけないんだから、物は物、無くなることもあるさ』
と笑って見せたけど、どうだっただろうと後から考えてみたりもして。
それよりも、疲れた時に戻る場所があるよ、
と、そんな風に理解してくれていたらいいなと思いながら
寒い土地で足元を温めるものを編んでる次第。
以前これを記事にしましたが、似た編み地を見つけて編み始めたものの、
少し模様が細かくなってしまいました。
気がついたら編む、そんな感じ。
フェイスタイムをした時に以前は私のものだった白いカーディガンを羽織っていた。
今住んでいる一軒家は少し冷えるのかもしれないと思い長めのものにしようと、
この常夏の国でエアコンを効かせた室内にてウールものを編んでいます。
(寒さが恋しいです)
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