2016年7月2日土曜日

ジャスミン



とてもいいお天気の日。裏庭に出てみると月がまだ見えていた。

前の家では薔薇だったけど今度の家ではジャスミンが植えられている。
家を見に来た日に裏庭へ出るドアを開けるとふわりと香りがして
『ジャスミンだ!』と小躍りしたほど嬉しかった。(単純)
庭木もその家のキャラクターを作る要素になるから大切にしたいな。
ちょうど今の時期は満開でドアを開けるたびにうっとりするほどいい香りがしてる。








本当に荒れ放題の裏庭、ジャスミンの隣の鉢では枯れたままの状態の観葉植物が。
あまりにもみすぼらしく可哀想なので何とかしたい。

この家の好きなところは夜になると裏庭へ出て空を見上げれば満天の星空を楽しめること。
前の家ではご近所の灯りや位置的な理由でここまで綺麗に星が見えなかったのに、
越してきてから真夜中に帰ってくることがあり、そのまま裏へ出て空を見上げると
大袈裟ではなくプラネタリウムかと錯覚するほどの星が瞬いていた。
これからは夜にちょっと外へ出てお酒を飲んだりもいい感じ。
それを楽しめるくらいは長く住みたいな。






二階に届く高さのある玄関前の植木の剪定のためにオーナーが庭師を頼んでくれた。
ついでに裏庭に蔓延るアイビーと雑草も刈り取ってくれるらしい。
今の時期に車を運転していて目をとられるのが雑草のようにあちこちで群生してるジギタリス。
すっと上に伸びた立ち姿と鮮やかな色のベル型の花が可憐なのに猛毒がある。
うちにもぽつんと一本だけ裏庭に咲いていた。
このお花も刈られるかもしれない。
何となく残念な気持ちになったので宿根草で毎年咲くといいなと窓越しに画像に収めてみた。
(剪定の約束の日の帰宅後に確認すると期待したほどの仕事はしてくれていなくて花はまだある)

外を眺めていると子供が、英語でfoxgloveというんだよと教えてくれるから、
毒があるよねと言うとそんなこと誰でも知っているんじゃないのと返ってきた。
そうかな、13歳ともなるとジギタリスの名前も毒があることも知ってるものかな。
どこで覚えてきたんだろうとちょっと感動してみたり。
やはり子供には親の知らない子供の社会、世界があるんだ。

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