2018年9月13日木曜日

寝る前のひと時




寝る前に必ず本を読みます。これはもう長らくの習慣です。

例えば、心が落ち着かない時などはストーリーに没頭するのに時間がかかってしまう。
反してすぐに内容に引き込まれてしまう時もあり、どうやら心のバロメーターの様です。

つい先日は子供が小さい頃に読んでいた本を取り出して読んでいました。
映画にもなったJames and the Giant Peach
子供がDVDを観たり、本を読んでいるのは知っていましたが、
私は内容を知らなかったので読んでみようと思ったのです。
これが冒険ものなので、子供の本とはいえ最後まで一気に読んでしまいました。
なかなか面白かったです。

もう読む本はないなぁ、と書斎に置きっ放しの段ボールから発掘した三冊。
何度も読んでいる本ですが、箱の中で見た時にぱっと読みたい気分になりました。
こういう時に、いいのか悪いのか本当に私って感覚で生きてるなと感じます。

『ナインストーリーズ』は、消費税の記載がないくらい古い本。
この本を初めて読んだ頃はまだアメリカは遠かった。
それから何度も何度も、風景が頭に浮かぶほどに読みました。
また、アメリカにいる時に図書館で英語版も読んだので
なんだか不思議な具合に二ヶ国語が混在しているというか、
どちらを読んでもまるきり同じ情景、空気感が漂う感じです。

 『こころ』は、何度か読んだことはあるのに何故か手元になかったので、
一時帰国した時に古本屋で買い求めました。これは買ってよかった。

今欲しいもののひとつに本があります。
人にそう言うと決まってキンドルを勧められるのですが、これが違うんだなぁ。
タブレットで本を読んだこともあるのですが、古いと言われても紙がいい。

読みたい一冊を見つけて帰路につく時、
この寝る前のひと時を想像してしまってにやけてしまう。

次に日本へ行ったら古本屋巡りをしたいです。


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