2016年9月12日月曜日

22



一年に二度だけ焼く日本風のケーキを焼いた。
二度、というのはそれぞれの子供の誕生日のみで、
作るのもいちごショートと決まっているのにデコレーションに進歩が見えないのが残念なところ。
今回は先日で22になった長女のために焼いたのでデコレーションは下の子がしてくれたのに、
最後の最後でクリームが残っているからと私が無理やり絞り出して乗せて台無しになり、
せっかく苺の大きさも合わせていたのに!と下の娘からダメ出しをくらった。
当のバースデイガールはこのケーキを楽しみに帰ってきた。
絶対にケーキは日本の!アメリカのは認めない!と固く心にある様子で、
今回は頑張って卵を泡立てたそのケーキの大きさに感動していた模様。ちなみに使った卵は8個。

娘はとにかく家族が集う行事、ファミリートラディションを大切にする。
このケーキはさしずめうちのトラディション。


ここでは21歳から飲酒が認められているので去年からは娘とお酒を飲めるようになった。
昨夜はビールが足りないから買ってきてと外出中の娘にメッセージして頼んだら
なんと一緒だったBFが買ってくれたという。
娘にお礼を言ってねと言うと即メッセージを送ってくれた。
そして、家族が増えて娘の結婚相手と飲めるような未来があるのかと想像したら少し楽しみになった。
(餃子を焼いて、餃子とビールを美味しくいただきました)





子供が絶対に認めないアメリカのケーキ。これはケーキミックスで焼いたもの。
香りが独特で甘いところがいまいち食指が伸びない理由ではないのかな。

モールにカップケーキ専門のお店があって、いつか買ってみたらこのケーキミックスの味がした。
デコレーションが派手で可愛いのでそれが売りだと想像するお値段一個3ドル少し。
買ったものの激甘で、その日一緒だった下の子のクラスメイトの彼女も食べなかった。

クリームチーズが残っていたので粉糖と混ぜフロスティングを作って乗せたらまずまずの味に。
このフロスティング、これはこれで誕生日に焼く日本風のスポンジとは相性が悪そうな気がする。
今更ながらの発見。

昨日の後悔はと言うと、娘のBFに誕生日ケーキを持たせられなかったこと。
また次の機会に。


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