2016年8月31日水曜日

well-being in aging



『更年期障害』。
これはまだ体感として実感はないけれど、 思いもよらぬ体調不良があった。
少し前から唇の皮膚が熱い飲み物で火傷しやすくなったな、と感じていたのも、
ひょっとしたら皮膚が薄くなったからではと思えてきた。
それに付け加えての微熱、口腔内には口内炎。
口内炎なんて以前ではなかったからとても悪い病気なんだと一人で愕然としてた。
それに対して私が取った行動というと、ランニングは休み、食べ物に気遣うこと。
コーヒーも止めてみた、薄味でできるだけ口腔内を刺激しない食べ物を食べること、
歯のホワイトニングリンスの代わりに酢でうがいをすること。

なんのことはない、体調不良は少し遅れてきた月のお約束だった。
この体調不良がホルモンの影響からだったのか、 体調が悪かったから遅れたのか。
どちらかと考えてもわからないけれど、少し前はなかったことには違いがない。
自律神経のバランスが崩れやすくなった様子。

この2.3ヶ月は退去、引越しと環境の変化があったし、それに伴い心配事もないとは言えなくて、
そういうものを全てひっくるめて体が受け止めていたのだな、と、
精神的、肉体的部分で自分の体とうまく付き合っていかないといけないと実感した。






ちょっとやってみようかなと始めてみたオンラインコースも然り。
20代後半、もう子供は産んで仕事との掛け持ちで毎日忙しくしていた頃のこと、
50代女性の患者さんが楽しそうに放送大学を受講していると話されていたのを思い出した。
『うわー、すごいです!勉強されているなんて!』という私に、はにかみながらお話してくださった。
本当に驚いたし、そして彼女が来院される度にお話が楽しみだった私。

私はまだ彼女の年齢よりも少し若いけれど、今となっては何となくわかるな、と。
生き急ぐ、というのとは違い、若い時に心に残ってる事をやってみようとするのだと思う。
少なくても私はそんな感じ。
今の世の中は探せばリソースで溢れていて、知りたくもないネガティブな情報すら入ってきてしまう。
例えば私の年齢でいうと、焦りみたいなものがより刺激的なものへと突き動かす心の衝動とか。
これは男女ともにある気がしてる。
別に家庭を壊してまでする事かな、なんて精神の安寧を目指すつもりが破滅的な結果を生んだりと、
何となくそれは、かつての青年期に社会に反発していたような行動が『更年期』にもあるのでは、と。
人間の頭のなか(脳)の回路はどうなっていてどんな影響を受けるんだろ、
から始まった色んな文献を読む事が私への助けになってるなと感じる今日この頃。

老いとうまく付き合っていって楽しんで残りの半生を全うしたい。


*ランキングに参加しています

土曜日、車窓を眺めながら

遡ること2011年。北米西海岸。 当時住んでいた家から見える空。 早朝に子供を学校へ送る時にしばし見惚れていた。 何だかなぁ。 一体私はどこに住みたいのだろう。 この空の色は南国では見られない。 現在住んでいる土地の空の美しさはまた違うものがあるのだけれど...