2018年12月8日土曜日

トラディショナルではないけれど



職場でローカルの人から食材やお勧めの調味料などを教えてもらい助かっています。
さすがに外国を旅して食べ歩いてる彼女が勧めるものがまた間違いなく美味しくて。

中でも毎週末になると必ず作るのがカレーです。
このグリーンカレーの素が本当に簡単に美味しくできるので気に入っています。
具は適当にあるもので。
ココナツミルクもここでは使い切りの小さなパックなので助かります。
日本のカレーは作らなくなりました。

今日はカレーではなくて肉骨茶を作ってみました。
彼女のお勧めが右側のスパイスミックス。
パッケージにある様にこれは白胡椒の効いたシンガポール風です。

        







先ずは水を沸騰させ少しお酒を入れた鍋にポークリブを入れて一煮立ちさせて臭み消し。

料理酒は画像の台湾のものを使っています。色味が可愛いでしょう。
これで4ドル未満、日本よりずっと手頃な値段です。

臭み消しをしたら鍋に新たに水とパッケージ、ニンニク、リブを入れて数時間煮込むだけ。

画像の箸で掴んでいるサシェが一つパッケージに入っています。
水1200mlにこのサシェひとつを入れて煮込むだけで味付けもされるので不思議な感じ。

仕上げにお好みで風味付けにダークソイソースを少し入れてもいい様ですが、
なくても全く大丈夫なくらいに胡椒が効いた味付けになります。






私は初めて肉骨茶を食べた時に韓国のオックステールスープに似ているなと感じました。
韓国の友達のお母さんが作るにんにくたっぷりの家庭の味です。

本来の肉骨茶はポークリブがメインだけど、
冬瓜、じゃが芋、人参も煮崩れない様に大きく切って一緒に煮込んでみました。
鍋でサシェとリブだけ一煮立ちさせたらアメリカのクロックポットに移して数時間。

これだけでお腹いっぱい。今夜は白米はなし。
なかなかお気に入りになりそうな一品です。寒い冬に食べたら最高だろうな。
帰国時はサシェを買い占めなくては。
その前にアメリカが冬の間に友達に送ろうと思っています。(待っててね)

今回はシンガポール風の肉骨茶でしたが、漢方が効いたマレーシア風のもあるのですよ。

同僚の説明では肉骨茶を長く煮込む間にお茶を淹れて待つ、と。

だから名前に茶の文字が入っているらしい。
なのでお店に行くと必ず中国茶とサーブされます。

暑い土地で熱い食べ物。
当時は空調など整っていなかっただろうからスタミナ付けになったのでしょうか。
同僚の話でも『ワーカー』の食べ物だったと聞きました。
私よりずっと若い彼女から聞く話もとても興味深く面白いです。


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