茹で豚を作った時のスープでお粥さんを作りました。
出汁がよく出ていてとても美味しい。
肉を茹でる時に生姜とネギを入れるので既にスープにほんのりと生姜の風味はあるけど
いつも更にトッピングに生姜を使います。
細かく刻んだ生姜をごま油でごく弱火で熱し、仕上げに醤油とネギ。
これがお粥にとても合うので、このお粥を食べたさにお肉を茹でることもあります。
特にアメリカで求める生姜はレモンの様な爽快な香りがあり、
日本で作っていたトッピングと比較すると爽やかな感じです。
NWは七月に入ったとはいえ早朝は10度くらいなので肌寒く、
お粥と生姜で体が温まりほっとします。 滋養があるってこういうことなんだと思う。
お粥は、手探りで料理を始めた頃に祖母が珍しく台所に立ち作ってくれた時に、
(大正生まれ、職業婦人の祖母は私が覚えている限りで料理をしたのを見たのは数回)
『おかいさんはな、鍋に蓋したらあかんねんで。ゆっくり米から炊くねん』
と言いながら作っていたのをそのまま真似しています。
なるほど、こうすると膜が張らなくてふっくらと炊けます。
1カップのお米をさっと水洗いし(祖母曰く、研いだらあかん、らしく)、
かなりの量のスープに入れて極弱い火で1時間と少し炊きました。
私にとって先日作った茹で豚も懐かしい一品で、古い料理本で20代の頃に覚えた料理。
茹で豚は薄切りにしてタレで食べるのですが、
この時に覚えたタレの調合が美味しくて、ずっとそのタレです。
当時、茹で豚を作った夜はご近所の同級生宅へおすそ分けしたりしてました。
その頃のメモをノートに書き写し、現在も持っています。
☆茹で豚のたれ覚書
にんにく、生姜、各ひとかけみじん切り
醤油 大さじ4
砂糖 大さじ1〜1と1/2
ごま油 大さじ1
酢 大さじ1と1/2
*好みにより食べる時に豆板醤などの辛みを加えても良い
使う酢や醤油、砂糖の種類により酸味の強さ、甘みなど、このレシピを元にして変えます。
キュウリなどと合わせても美味しいし、とても夏に合うのでお試しを。
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